マイクロ無線 マイクロ無線は広い周波数帯を使った高速無線通信技術で、電波強度に応じて自動で変調度を調整し、
高利得アンテナを使用して拠点間の通信を可能にします。

マイクロ無線について

  • 最大4GHz(上り2GHz+下り2GHz)※1の広帯域幅を利用し、光ファイバー相当※2の高速通信を実現する無線通信。
  • 電波強度に応じて自動で変調度を調整する超高利得アンテナにより、高い可用度を確保。
  • 世界の携帯電話上位回線の6割以上がマイクロ無線を採用。

※1 携帯電話などで使用されるLTEの最大周波数帯域幅は20MHz

※2 最大9.6Gbps

ユースケース

地域BWAやFTTHサービスの迅速な導入

離島・郊外・農村部に対しマイクロ無線を使い、地域BWAやFTTHサービスを導入する。

地域BWAやFTTHサービスの迅速な導入イラスト 地域BWAやFTTHサービスの迅速な導入イラスト

自治体・企業専用線のラストマイル

自治体・企業の施設に対して、マイクロ無線で幹線ネットワークを構築。光ケーブルのバックアップ回線としても利用可能。

自治体・企業専用線のラストマイルイラスト 自治体・企業専用線のラストマイルイラスト

マイクロ無線は通信基地局バックホールの主な方式

僻地、離島だけではなく、6割以上の通信基地局はマイクロ無線で接続されています。

マイクロ無線接続率 マイクロ無線接続率

施工事例

海底光ケーブルの代替

本島(小値賀島)と2次離島(納島)間のブロードバンドを構築

小値賀島~納島(長崎県)

  • 本島(小値賀島)と2次離島(納島)間のブロードバンドを構築
  • 緯度経度
  • 小値賀島クリーンセンター 小値賀島クリーンセンター
  • 納島公民館 納島公民館

小値賀島~大島(長崎県)

二次離島までの海底光ケーブル代替としてマイクロ無線を用いる実証実験を行いました。
大島では、マイクロ無線を上位回線とする地域BWA基地局を設置し、島民の方々にインターネットをご利用いただいております。

小値賀島~大島イラスト 小値賀島~大島イラスト

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光ケーブルのバックアップとして

拠点間を光ケーブルのバックアップ(冗長化)としてマイクロ無線をご利用いただいております。

光ケーブルのバックアップとしてイラスト 光ケーブルのバックアップとしてイラスト

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特徴

ビームトレーシングによりポールの揺れを解決

  • 画像 風や太陽放射によるポールの揺れを、ビームトレーシングで自動補正
  • 画像 IBTアンテナ
    ビームステアリング(アクティブフィーダー内蔵)
    IBT Ctrl. Box
    アンテナ位置監視(センサー内蔵)
    ビームステアリング角度を計算し、制御信号をアンテナに送信
    RTN 380AX (P&E+DC option)
    USB経由でコントロールボックスに電源を供給
    IBTコントロールボックスを管理(コンフィグレーション,アラーム,パフォーマンス, アップグレード…)

効率的なツールの使用によりアンテナ調整が容易

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マイクロ通信で
高速無線通信を

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